雨ざらしになっていたラジオ(未整備品)
15年以上も前に入手して屋根裏に寝ていた手つかずのラジオです。(今も手つかずです。)
このままでも一応鳴りました。マジックアイも輝きから見てもまだ使えそうです。 箱の修理と、内部は簡単な整備、調整で済みそうです。 高周波1段増幅3連バリコンのラジオですが、経年変化の為かプラ・パネルは歪んでいます。 |
−正 面−
ゼネラルの“ロゴ”も紛失している。
−裏 面−
IFTケースが3個に見えます。中間増幅2段かと思いましたが、
どうも1ヶはIFTの形をしたコイルのようです。(詳細不明)
残念なことに、配線図は剥がれてありません。全く判らず・・・
シャーシ、PU端子付近のスライドSWは遠近の切換SW
−裏 面(2)−
電源回路は、π形、チョークトランス方式です。
この頃のラジオに、チョークトランスが採用されているというのは珍しいのかもしれません。そして、OPTからNFB回路が設けてあります。このNFB回路は最後の画像中、6S−22にも採用されていますが5S−34にはありません。 |
−IFT周り−
遠近の切換は第1IFTからのスライドSWに配線されています。一見、IF帯域の調整のようですが、不明・・・。コンデンサーはかろうじて生きているようですが交換した方が良さそうな感じです。 |
−シャーシ裏−
−文 字 盤−
放送局名が書いてあります。
クラックが2箇所・・何とも惜しい
ゼネラルのラジオは作りが割りとしっかりしているようです。この6球スーパーは当時の高級品の部類だったのかもしれません。
マジックアイの輝きから見てもあまり使い込まれたようでもないので整備は簡単だと思います。でもやる気が起こらないのは何故でしょう??。 |
−他の整備済みのゼネラル・ラジオ2台−
上が6S−22、下が5S−34です。
どちらもST管の5球スーパー
<2006.08.18再掲>