基本はトランスレスのようですが、よく見ればオートトランス式です。
感電の可能性がありますので無闇にシャーシに触らない方が安全です。
| ダイアル糸が外れているのでかけ直しをお願いされただけのラジオですが、念のため点検と調整をしてみました。また内部を見てみれば余り手を加えた様子もなし、気になったのが12BE6だけナショナルの球に交換されていました。他はマツダ製(現、東芝)です。 |
○SS−93外観○
整備後です。
| 一見2バンドかと思いました。よく見ればダイアルスケールの下の目盛りは、0から10までの単なるスケールガイドでした。レスラジオでモノバンドというのも珍しいのではないでしょうか。
前持ち主はタンスの上などの高いところにセットしていたのでしょう。別途だんご型電源スイッチが付いていました。 このだんごというのは私が勝手につけた名で正式名ではありません。 |
|
シャーシ下面(修理前)
PAの結合コンデンサーとトランス1次側のコンデンサーが怪しそう・・・ |
貼られていた回路図
| オートトランスが使われているのが、うかがえる。
音質調整はAFのPからCとRによる高域減衰型で他にこれといって変わったところはないようです。 |
| 球構成はレス管のスーパー標準に6ZE1というマジックアイが同調指示に使われている。このマジックアイは新品とまではいかないのですが、蛍光部はまだ白いものでした。これは上下影が出来るちょっといいマジックアイです。
整備完了後にキャビネットにセットして選局、オートトランス式は普通のレスよりパソコンノイズに強い?結構入感します。ところが選局してもマジツクアイが閉じない・・動かない? |
| 真空管の不良?もう1度シャーシーを取り出さなければならないのか・・待てよ、この症状は・・・
やっぱりターゲットとプレート間の1MΩが断線していました。これは交換しかないです。 それと少し動かすとマジックアイのヒータが点灯しない?パイロットランプがちらつく・・・ 球のソケットをよく見てみればハンダが浮いている?これもハンダのしなおし |
見事に輝くマジックアイ
ぴったり閉じる6ZE1!いいですね。
| 主な整備内容は下記のとおりです。
�.�ャビネットの水洗い、ツマミの掃除
|
整備後の写真
| 2スピーカーのセットですがなかなかかわいらしいデザインに好感がもてます。
東芝のレスセットにも似たようにトランスを使ったセットがありました。 このセットのIFTはカシメ式固定でパーツ取りには向いていません。整備して棚の上にちょこんと置くのがいいかなと思うセットでした。 セット上面にステッカーが貼られていますが、あえて剥がしませんでした。 |
<2004.10.06>