| 修理の依頼品ですが、手がけてみることにしました。
見たところ真空管を挿せばなるというような代物ではありませんでした。とはいえ箱の形は戦前のラジオそのものです。また改造品であり、前面には高1用と思われる文字パネルが取り付けられています。 これでは、せっかくのドームが台無しです。また、正面各所の格子が欠損しています。 |
◇正 面◇
◇裏 面◇
◇コ イ ル◇
| コイルが固定されていません。おまけに、シャシの腐食が激しく、バリコンの後ろあたりはボロボロ落ちて穴がだんだん大きくなってしまいます。 |
| これは、危険なので通電不可です。さてこのラジオどうやって料理するかしばし検討!
結局1週間以上構想を練るのにかかりました。 �〜位魅僖優襪蝋癸吋瀬ぅ▲襪鯏欝� ��当然大きな穴が空くので当板加工とします。 �F睇凜薀献�は並4を考えました。依頼された方の話では鳴れば良いとのことですが、どうも再生式より使い易く感度の良いスパーがお望みのようでした。 �だ鐐哀后璽僉爾覆瓢笋亮蟷�ち部品ではまず不可です。結局、中が銀色に輝くNECの12F/6ZP1/6ZDH3Aが見えるように配置を決定 �ノ匹�見れば先人が苦労してくみ上げた様子、先人の復活というテーマでスタートしました。あくまでパネルは当時のもの風ということで取り組むことに決定 |
◇シャーシ下面(当初時)◇
| 細部のチェックをすれば、シャーシは腐食が激しく再生不可。勿論コンデンサーも駄目です。
なんと肝心の電源トランスも2次側NG ANTコイル、IFTはOKです。ケミコンもスカスカ、OSCは途中で切断している。 調べてみると、使えるものはごく少々となりました。 シャーシも再利用は不可です。しかし、このサイズで後ろ曲げ出しのシャーシは販売されていません。
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色はモスグリーン系を使いました。
組立後
| レイアウトは元の形に近づけ、ケミコンは電源トランスの前に持っていきました。バリコンは、ストレートシャフトの為、シャーシから沈める格好となります。
そして、ダイアルの文字パネルも新たに作り、目盛りは時代相応で0〜10刻み、細目盛は、100までとしました。 電源トランスは、手元品を古臭くなるかとカバーに色を付けました。 ツマミは、新規購入です。他の部品は、殆ど手持ちにありましたので大変安価に仕上がりました。 |
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◇組 立 後◇
新規製作? |
こうなると修理というより作り替えたという方が正解かも?
内部配線は原型とは全く異なります。ちょっと苦労しましたが、こういう形のラジオは、非常に珍しいので外観を残し実用性が目的となりました。 いくら高性能でも、さすがにトランジスターラジオは組み込む気にはなりません。 |
◇記念撮影◇
正 面
後 部
裏板を付けたところ
| この裏板も剥離等があり補修しましたが、珍しいことに当時の受信料の領収書が貼ってありました。
正面の細工は、単板作りから始まり、色合わせと大変でしたが、お渡ししたころ大変喜んで頂きました。私もこの修理にあたりとても良い思い出ができました。
<2004.09.19>
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