ナショナル BL−202(5球スパー)の修復記


ラジオ本体部の修理箇所

 回路図に電圧の記入があれば、各所の電圧を測定します。これで不良箇所の見当をつけます。はずれると、これが大変だったりする。
�.肇薀鵐垢魯汽函璽僉璽弔醗�字してある。OPTの巻線とコアに1.5mmくらいの隙間がありガタついている。固定しないとトランス自体から音がする可能性があり、効率も悪い。これは接着剤を流し込み固定した。
 また、ラベルの剥がれ、破れがありましたので、接着剤とガムテープで修理しました。


交換した部品とパイロットランプ


�■咤丱魁璽匹蓮∪茲暴劼戮燭茲Δ謀喘罎波號譴�剥き出しになっている為交換する。パイロットランプのコードは劣化でボロボロなので交換、電源コードは、硬化して危険な為交換した。全て火災につながる可能性があり、危険と判断しました。
他にトランス上部のヒューズホルダーの埃も除去しました。埃も湿気を含むと回路の一部に成りかねません。危険です。


修理90%完成したラジオ部本体

球の灯りを撮影したら真空管から不思議な糸が出ている!何んだろう?


�F睇瑤魯灰鵐妊鵐機爾鬘蓋�(0.1μFを1個、0.05μFを2個)交換、6WC5、6D6の高周波部分ですが、測定したら、容量が倍以上あります。不良の可能性大です。躊躇いもせず交換、そして通電・・・やっぱり鳴らない。


修理後のシャーシー裏


�ぜ,膨禺�波増幅回路のチェックです。
 このラジオは、NFBという負帰還回路が設定されている。これも怪しいので、とりあえず撤去、さらに6ZDH3Aのプレートから地落されているコンデンサー0.0025μFが怪しい・・・これは高域の調整用でしょう・・劣化を考えるとない方が安全かも、ということで撤去、測定したら桁違いの容量です。残りのCもチェックしましたが全て規定容量内でした。

�ズ討單展撮錬痢ΑΑΣ擦�出ました。でも、音量調節が出来ません。ガリ音も夥しい。
VRの交換となります。どうも回転角が少なかったのが気になっていたけど、やはりという感じ・・幸いにも同等品があり、ツマミで苦労することもありませんでした。

��NFB回路を戻してみる。ばっちりです。低周波増幅回路は0.0025μF の不良で、B回路の地落でした。

�Д丱螢灰鵑魏鵑靴禿�当に受信、音量が最大になるようにトリマーを調整して、周波数調整は箱に収めてからとする。(スケールと合わせなくてはなりません。やはり下がり気味でした。)


電源トランス廻り


�┥�物では電源コードのゴムブッシュ、アンテナ線のゴムブッシュを交換(共に硬化)、電源コードも同時交換。

��電源スイッチが不良です。このロータリースイッチは音質調整も兼ねております。
音質調整といってもハイカットフィルターのようなものです。
このスイッチが不良で、特定の位置でバチバチと電源のON、OFFを繰り返す。接触部のカーボンを取り除き、曲がった接点を直しました。

��バリコンが水平位置から下方の位置に廻すとガリガリとノイズが入る。予備ということで、別途購入したというバリコンを同梱していただきましたので交換も考えました。しかし、羽が特定の位置でアース側と接触が判明。羽を広げ無事終了。交換されていた抵抗もこの年代物には似合わないのでジャンク品を流用
後、シャーシ上の埃とシールドケースを磨いて本体は仮終了。


幸運なことに、真空管はマジツクアイを除き全て働きました。マジツクアイはヒーターが点灯しません。ベース部で再度半田付けをしたところ点灯しましたが、やはり寿命のようです。緑に輝きません。残念・・・
新規購入をお勧めします。手持ちがありませんでしたので・・
 更にマジツクアイを購入されたとき、寿命が長くなるようにターゲット電圧を調整しました。

真空管ラジオは独特のブ〜ンというハム音がして、流れる音楽は何ともいえない優しい音がします。
ボリュームを絞ってPHONOに切り替えると音量全開状態になるので、慣れぬ方は驚くことと思います。これは当時のレコードプレーヤーはプレーヤー側にVRが付いていた為だと思います。どちらかというと、現代では無用と思います。当時流行ったアクセサリーでしょう。

完成したら、ラジオ深夜便でも聞きましょうかね。


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