ナショナル BL−202(5球スパー)の修復記

ラジオキャビネット編


 大切なラジオです。思い出も沢山ある品物です。しかし、キャビネットの傷みが気になりました。
 キズひとつにも思い出があるかもしれません。お伺いしたところ、箱の傷みもお任せとの旨であり、修復することとなりました。


修復前のキャビネット



 外せる物は全て外しマスキングをします。このタイプは前面額縁枠付、本体部はラワン材一枚ものです。
足部が一部欠損、補修の跡があります。ついでに内部の掃除も兼ねます。


補修には、サンドペーパーを用います。


 当時の色には戻りません。何故なら、年数経過のため色があせています。自動車でも1年経つと色が微妙に違いますね。このラジオは50年くらい経過しているのかな?全ては、紫外線と、湿気、熱が要因です。
 しかし、近い色調にはなります。これも年数が経つと色あせがあります。多分・・・劣化してボロボロになっているより良いと思います。

 ボロボロが好みの方もいます。骨董価値としてはボロボロが良いのかも?これは、個人の好みがありますから何ともいえません。


 補修内容は、次のとおりの順番で作業をしました。
�[�化塗料除去、すり傷へこみの修理(欠損部は不可)
��着色
�2蔀六転紊押�着色、下地再仕上げで乾燥する、上薬を塗布、乾燥には時間を要す。更に再度上薬の塗布(天気次第です。湿気の多い日は作業が出来ません。ブラッシング現象が起こります。) と、簡単な作業でした。


化粧前の内部パネル

化粧後の内部パネルとキャビネット


�ぅ哀螢襪寮響檗�化粧加工、脚部塗装、紛失部加工取付、脚部にフェルトを取付(家具の上に置いた場合家具に傷が付くのを防ぎます。)と以上で、キャビネットが終わりです。


完成後の前と後


 この灯りが私は好きです。内部パネルの汚れがないとなんとなく綺麗?ちらりと見えるのはラジオ好きの娘です。欲しいと言わんばかりの顔してます。残念ですが、これはあげる訳にはいきません!




本体を箱に収めて周波数調整で完了です。
後、おまけということで裏板の欠損部を補修しておきました。
裏蓋を取り付けて終了・・・・です。

<2003.9.27>


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