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ちょっと休息…いたずらです。(��)


 手持ちぶさたにいたずらしたものをいろいろと載せてみようと思います。


◇Technics SB−100◇

当時としては超小型のスピーカとなるのでしょうか。


 傷だらけで大きく欠損した箇所があったスピーカーボックスです。手に入れたまま長いこと物置に放置しておいたもので、ユニットは一応無事でした。
 これを見て思い出すのは、ず〜っと、ず〜っと昔のことです。何処かの会館でオーディオ・フェアというかメーカーのデモらしきようなことが開催されていました。
 会場には、アンプやらデッキ、スピーカー等がずらりと並べられていました。販売も兼ねていたようで、何処かのおっちゃんがなにやら購入していたようです。
 そんな会場へブラブラと友人と覗いてみたところ、なんとまぁ凄いのなんの!私から見ればみんな高級機ばかり・・・。会場では、あれこれと触ることが出来たので色々聞いて回りました。その中で目に留まったのがこのSB-100という小さなスピーカーでした。
 何故かっていうと、小さいから安いかなぁ〜?って思ったのです。そして価格も2本セットかな?と思っていたところ1本の価格で、当時はフォスター、今はフォステクスといいますが、その20cmフルレンジユニットよりう〜〜んと高価でした。ビンボー人には手も足も出ない代物だったのです。小さいくせに・・・・そんな記憶が残ってました。
 その昔、購入することもままならなず記憶の片隅に残っているスピーカーにちょっぴり手を入れてみました。


◇入手時はキズやら欠損だらけ◇

2個とも似たようなもので、パテ処理と研磨中です。


 私が見たのは多分マイナーチェンジされたSB-100Aだったのではないかと思います。なにしろ小降りで凝った作りの箱、ユニットの配置等見た目にもなかなか良い感じだったと記憶しています。
 当時このスピーカーって憧れだったのかもしれません。当然、カタログを貰ってきたので眺めていた記憶もあります。それには雲の上のような製品も掲載されていました。
 音は密閉型の小さなキャビですから、低域はフラットに下降していて今時の小型のようにズンズンした感じはありません。
 中〜高域にかけては、それはもうなんともいい感じです。テクニクスらしい聞きやすい疲れない音とでもいいましょうか。やっぱいいです
 また、これに上手いことウーファーユニットを別Boxでセットして調整すればスケールの違う大迫力音になるかもしれません。センターウーファでも良いかもしれません?


◇キズ隠し◇

痛みが酷く研磨だけではなんともなりませんでした。


 表面は、まだ未処理です。研磨処理する前に表面を眺めてみるとオリジナルはセミオープン?ざらっとした感触がありました。
 これは、木目がそのまま浮き出る高級家具などに使われる手法です。ただ木目がほぼそのままですから、なんらかで汚れが付着すると簡単に取れないのです。毎日乾拭きするのも面倒だし、定期的なワックスも面倒・・・
 となればこれに被膜を施したいと思うのは、面臭がり屋の私のこと・・・上手く行けばこれに被膜を付けることが出来るかも?と、とりあえず最初はオリジナル風に手がけていく事にしました。
 オリジナルは、オイル仕上げですから、目止めなどトノコやシーラーの処理は必要ありません。目揃えしてから、色づけとなります。


◇第一段階の塗装完了◇

オイルを塗布しただけですが、完全乾燥するとオイルの被膜が出来ます。


 オイル仕上げ完了です。天然素材の油ですから、環境には優しいものです。そして塗料(油)が飛散する事もなく新聞紙を広げて室内でも塗装は可能です。ただし、独特の油の臭いが立ちこめます。古い天ぷら油みたいな・・・?
 普通はこれで乾燥したら終わりですが、これにちょっと固めの被膜を付けます。これで独特のざらつきがかなり減るはずだと・・・・。
 乾燥後、試しに被膜処理をしてみたら、心配していた塗料同士の喧嘩もなく無事に被膜が出来ました。ピカピカもおかしなものですから、ツヤ調整をします。
 色を付けてから気がつきましたが、もしかして使われているのはマホガニーではないのかな?って・・・・。あるところの情報によるとチークってありましたがなんか変なのです。メーカーによる仕様変更もある得るのでなんともいえません。
 私はチークを貼った為、当然ですがオリジナルとは発色が異なります。これあたりまえ・・・。


◇被 膜 完 了◇

オリジナル的ではありませんが、こんなもんで良かろうかと・・・?


 出来た出来た!それらしく?このようにチークとはいえ顔料によって色々な感じに仕上がります。
 好みに応じて仕上げるのも良いものだと思います。誰も持っていないオリジナルになるのですから・・・
 オリジナルはオレンジ系の明るい色でしたが、落ち着いた栗色みたいな感じにしてみました。これもなかなか良い感じではないかと自己満足しておきます。古くさい感じのサランネットともバランスが良い感じだと思います。


◇やっぱり古臭い感じ◇

レトロ、いやいやノスタルジックかな?


 こうして見てみると、今時のスピーカーと違い、たいへん凝った作りです。今では生産コストとかもあり、このように家具調の箱は殆ど見かけることがなくなりました。
 また。全面合板で作られているのも珍しいと思います。今ではパーティクルボードやファイバーボードが使われ、バッフルはプラスチックだったりします。そして、バスレフが主流です。
 また、裏板もただのオイル仕上げでした。サイズから見てもお分かりのように、壁掛けにする方も多かったのでしょうか。
 壁掛け金具を取り付けた跡、ビス穴もいっぱい開いていました。その穴を埋める為、パテ処理に目止めをして再塗装しました。


◇ちょっと改造?◇

ネットワークに手を入れました。

接続端子も使いにくいと思って交換、裏板は目止め処理です。


 製造ロットが異なっていたのか、ネットワークの抵抗器が巻線だったり、金属被膜だったりとバラバラでした。気に入らない為、全数交換です。といっても全部で4本ですが・・・
 使ったのは巻線抵抗器です。ものはついでとコンデンサーも低損失のオーディオコンデンサーに交換しました。ネットワークはしっかり半田付けしないといけません。凝るのならコイルもちょっと良い空芯コイルに、ベークではなく振動を吸収する無垢材に組み込むべきであろうと思います。それらの費用のことは知りません〜?
 接続端子も独自の頭から差し込んで締め付けるタイプです。太いケーブルだと使いにくい為にバナナ端子対応のものに交換しました。
 しかし、テストに使ったのは普通の細い赤黒のケーブルだったりします・・・ちゃんちゃん!


◇記念撮影◇

以前、いたずらに組み立てた42Sでヒアリング、ソースはMP3?

こんな感じのセットで軽くヒアリングです。


 さてさて、もうお気づきのことと思いますが、この箱は全面再仕上げです。格好良い呼び方かどうか分かりませんが、リニューアルって云えば判りますか・・・
 キズと欠損が著しくどうしようもなかった為に貼り替えたものです。手間はそれなりにかかりますが、見栄えは良くなりました。
 それに誰も持っていないスペシャル改!とかいって喜んでいます。聞いてみると小さな密閉のくせして、かなりのスケールで鳴り響いいてくれました。ちぃーと満足です。懐かしいし・・・

∋おしまい∈


<2010.07.22>


またなにか引き続き追加するかもしれません??


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