【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】


◇懐かしきラジオ少年そしてあの頃 (番外編)◇


◇ゲルマラジオを作ってみませんか?◇

 とっても簡単!だれでも作れるゲルマラジオが売り物の入門ラジオですが、何台作っても楽しいものです。初めて作ったときは、何がなんだか分からずにかなり時間を費やして作ったような気がします。
 木片に組み立てても平ラグでも、そして小さなプラケースに組み込んでも楽しいかもしれませんね。でも、私は“通信機型”というのが好みでした。この通信機型というのはなんのことはない、パネルが付けば通信機型?60年代の自作アマチュア無線機はパネル型が主流だったとか・・・・言われてみればそんな気がしないでもない。子供心にパネルに付けられたバーニアダイアルとか格好良く目に映りました。
 また、こんなしょうがないものを作ろうと思ったのは他でもなく、子供の頃に使った塩ビ合板がたまたま手に入ったものですからあの頃を懐かしくしのんで・・・放送局から凄く離れた田舎の山村、イヤフォンから微かに聞こえる放送に耳をとぎすませ聞いていた。そのまま眠りについた事もしばしありました。中1の終わり頃だった・・・。


部品を揃えましょう

きっかけはベニヤ合板が手に入ったから・・・


 ちょっと黄ばみが取れませんが、この塩ビ合板の模様は記憶にあります。後には、1石ラジオとして改造もして遊んだと思いました。
 初めて組み上げたラジオを今頃になって再現しようなんて・・・昔々のことなのに良く覚えているものですね。自分でも不思議に思います。
【使用部品と材料】
 �.薀奪廚凌弔覆�30φくらいの丸い筒 1本
 �▲┘淵瓮訐�(ホルマル線)      数m 
 �6戯猴冀嫉辧           。恩�
 �ぅ殴襯泪縫紂璽爛瀬ぅ�ード     1個(1N60・SD46などで可)
 �ィ�P縦ラグ             1個
 �Ε�リスタルイヤフォン   1個
 �Дぅ筌侫�ンジャック    1個
 ��340PF 単連バリコン   1個
 ��ツマミ 1個
 ��配線材  少々
 ��ベニヤ板 
 ��木桟
 ��木工用接着材
 ��木ねじ、ビス・ナット
 ��アルミ板 ほんの少々(L金具用)


部品を取りつける台とパネルを作りましょう

今回は釘を使わず接着剤のみで固定をした。穴開けをしたラップの芯と撮影


 合板を適当なサイズにカットして木片を接着材で台となる部分の両端に取りつけます。釘やビスで固定しても良いでしょう。
 乾いたら、続いてパネルになる合板をビスを使って木桟に固定します。これで台となる部分が完成です。これでも立派な通信機スタイル?と、ろくに部品もない頃は自己満足していた?きっと子供心に楽しかったんでしょうね。


次に部品を合わせて穴を開けて取り付けます


 相手が木ですから、穴あけは比較的簡単だと思いますが、くれぐれも怪我をしないように注意しましょう。
 穴を開け終わりましたら、所定の位置へ部品を取りつけます。コイルの取付は一番最後にします。


部品を取り付けたところ


 今回、コイルは自分で巻きました。コアには、ラップの芯にそれらしい色を付けてを使いました。これに0.2mmの線を巻きます。ハトメラグがあれば、下側に4箇所、上側に2箇所、穴を開けて取りつけます。
 巻くのは、1次側と2次側でバリコンの容量に見合ったコイルを作らなければなりません。適当に1次を30回、2次を120回ほど巻いて受信できます。といっても大型アンテナを張らない限りローカル局しか受信できません。あたりまえのことですが、後に改良を加えて楽しもうという場合は、きちんとしたコイルを巻くのが良いと思います。
 巻くのが面倒といわれる場合は、市販されているアンテナコイルを用いると、とても簡単です。『ミズホ通信株式会社』で販売されている『並四コイル』が扱いやすいでしょう。


回路図とコイルまきまきの図



コイルを測定しているところ、Q=138でまずまず・・・

1回や2回は間違えても気にしない


 本来は多めに巻いて調整すると良いのですが、測定器がない場合は自分の耳とカンが強い測定器!面倒ですが、1周ずつほどいて調整します。でも、目的はローカル放送!聞こえればよいということで進めます。コイルまで自作なんて楽しいじゃありませんか・・・・・?
 コイルが完成しましたら所定の場所に取りつけます。


配線しました

ハンダ付けは数箇所、ダイオードは熱に弱いので注意


◇完成の図◇


 この作業が終われば、数メートルのビニール線をアンテナ端子に付けて、イヤフォンを耳にしてみましょう。 そして、ダイアルをゆっくり回して放送が聞こえれば、大成功ということです。理屈などは抜きにして、この音が出たという喜びと感動は今でも同じです。物作りの楽しさを文字で表すのは難しいけれど、楽しいものは楽しいものです。
 ゲルマラジオはラジオ少年の原点・・・私もそうでした。あの頃は、ラジオの理屈よりもコイルやバリコンの動く容姿が面白かった。このラジオからもっと大きな音が出ないかなぁと思っていた。Trでは面白くないので真空管を使いたいのだが・・・駄目かな?

<2005.11.09>


【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】

【ラジオHome】