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◇懐かしきラジオ少年そしてあの頃 (番外編��)◇


◇物足りないという方は改造してみましょう◇


 ゲルマラジオをしばらく聞いていると、もう少し大きな音が出ないかな。と思うのは当たり前のことかもしれません。この自分で組み立てたラジオを改造していく・・・ここからラジオ少年の道が始まるのかもしれません。

安価にするならトランジスター

ゲルマ検波に低周波増幅では今ひとつですが、それでも・・・


 先に組み立ててたゲルマラジオに、電源スイッチや電池ホルダー、立ラグなどを追加します。
 どこまで求めるかは各々の自由ですが、ラジオ少年時代を思い浮かべクリスタルイヤフォンで聞くというのも楽しいのではないでしょうか。
 また、穴あき基板を使い2石、3石そして4石と作り上げても良いかと思います。SPを鳴らそうとすると最低2個のトランジスターと2個のダイオード、高周波トランスやRFC等と沢山の部品を使います。

マスクも少し変えて電源SWを付けた


 今では入手しにくいかもしれませんが、2SB56というゲルマニューム・トランジスタを使ってみました。手に入らない場合は2SCタイプの低周波増幅用をつかえば何も問題ありません。ただし電池の極性とダイオードの向きが変わりますので、注意して下さい。
 回路はいたって簡単、ゲルマラジオに低周波増幅回路を付けただけのものです。トランジスター検波だと2SA100を使います。これも手に入りにくいですね。2SA100で検波、2SB56で低周波増幅。これだとゲルマラジオとは比べものにならない音量、感度になります。古い石ばかりでごめんなさい。

今では入手しにくいゲルマトランジスタ


 今回、懐かしむ目的もあり、あえてこのトランジスターを使うことにしました。このトランジスターは東芝の2SB56というPNPタイプのものです。シリコントランジスターでも低周波増幅用を使えば問題ありません。
 私がラジオに興味を抱き始めた頃には、この石も化石となりつつあったのか、シリコントランジスターの製作記事が多かったことを覚えています。当時は壊れたラジオから苦労して外した部品が殆どでしたから、トランジスターもPNPタイプで遊んでいました。2SC372なんて憧れだったのかも?これも今は製造中止となったようです。
 ツマミも懐かしい感じのするものを選んでみました。これは「NPO法人 ラジオ少年」のものです。


後部と斜め上から


 これでも立派な受信機!アルミ板で組み立てれば、もっと立派に見えたことでしょう。当時は、アルミ板など加工方法も知らないし、手にすることもありませんでした。このように、初めて作ったラジオはベニヤ板と木片で作ったものでしたが、それなりに遊べたものです。
 始めた頃は誰もが同じ・・・へたくそな半田付けで部品を付けては外し、いろいろ遊んでいた事を懐かしく思い出します。
 このラジオを子供達に聞かせてあげたところ「凄い!聞きやすい!!」と目を輝かせて聞いていました。
 今はこんなに簡単に作ってしまいますが、昔のように時間を掛けてゆっくりと、時の流れを楽しもうではありませんか・・・・
 今度は音声出力のところの抵抗を取り払いトランスに交換してみようと思います。もっと大きな音になるか?変わらないか?
 この他に、倍電圧式、副同調のゲルマラジオなどありますが、それより効率の良い1石を楽しんでみました。

<2005.11.29>


早速、抵抗結合からトランス結合に・・・



 ラジオ少年は研究熱心!トランス結合に変えて変化を楽しもうと、ガラクタ箱から訳の分からぬトランスを引っぱり出して交換してみました。
 結果・・・・何も変わらない事に気が付きました。変わったのは後姿


変更後の回路図

 トランスはガラクタ箱にあった1.2H×2というもので詳細は不明です。これならドライバーの1次側に近いし、使えると思い交換してみました。原理はオートトランスで、センターに入力させて両端の電圧を上げてやろうというものです。


娘の作った1石と聞き比べ

 娘のものはスパイダーコイルに2SC1815(廃品種らしい)のシリコンTrです。

 結果
 あまり言いたくありませんが、娘にギャハハ・・・と笑われた。
 そう、娘のラジオがちょっと音がよい!ちょっとだよ、チョット。トランジスター検波だから良いに決まっているんだ。と心でぼやくラジオ少年でした。ふん!

<2005.11.30>


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